けいしぃ

ホーチミン市タンソンニャット国際空港に戻った。ホテルはドンコイ通りにあり、タクシーで20分掛らない。空港からタクシーに乗ってドンコイ通りに入ると,、通りはバイクで溢れていた。渋滞ではない。バイクで詰まった道路では四輪車はバイクの流れに取り残され、前進しないreenex 價錢。
　ベトナムは宗教的環境は独特で、人口の8割が仏教、残りの2割がキリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教と云う風に多彩で、更に「カオダイ教」と呼ばれる新興宗教があり、仏教にもキリスト教にも、どの他宗教にも属さない、世界的にも珍しい宗教一派だという。そのベトナムでキリストの祭、クリスマスイブの夕方の道路が男女二人乗り・親子三人乗りバイクで溢れていた。
このままでは何時ホテルに着くか分からない。「歩いた方が早いんじゃないか…。」せっかちな私は待つのが嫌いで、直ぐに予定を変更する。それで何度となく失敗して後悔しているにも拘らず、過ちを繰り返す。今回も、苛立ってタクシーを降りた。歩道も人で溢れ、旅行鞄を引きずって歩ける状況ではなかった許智政醫生 華洋坊。
　そんな日本人はいい鴨だ。直ぐにバイク男が「乗れよ！」と言い寄ってきた。ホテル名を言うと、「ＯＫ！ＯＫ！」と云ってバックを抱えてバイクの後ろに乗っかって、夜の街を走り出し、さんざ、路地を走り回ってとっでもないホテルの前に停まった。バイク男は、全然分かっていないことが分かった。言葉は通じない、ホテル名を書いて渡しても、更に数十分町中を引きずり回され、別のバイク男に盥回しされた。前の男に少額だが金を取られた。次のバイク男は更にかなり時間がかかったが、ホテルに辿り着くことが出来た。空港からホテルまで、実に3時間半ほどかかった華洋坊。