赤うさぎ「アナタがいつも突然なことを言うのは当たり前じゃないですか」
ようき「源氏物語についてです。
本当唐突ですが」
赤うさぎ「紫の上?」
ようき「はい。藤壺とか、紫の上とか出てきましたけど」
・・・
ようきは、紫は本当に最愛の女性だったのだろうか、と語った。
赤うさぎ「形代(かたしろ)に決まってるじゃない。
好きな人にゆかりがあって、同じ顔をしている」
ようき「身代わり?」
赤うさぎ「子供が出来ないのがいい証拠でしょ」
ようき「体質とかもありますし。一概には」
赤うさぎ「ほんと~に好きだったら子供出来るでしょフツー」
ようき「それは女性側がいやだから、ってことでしょうか」
赤うさぎ「両方よ。どっちのパターンにも当てはまりそうね。
この場合紫さんじゃ、ないわね」
ようき「・・・藤壺さんには子が出来てますね」
赤うさぎ「それが全てよ
許智政
ようき「・・・じゃあ、本当に形代で、、」
赤うさぎ「色々教養を教え込んで学ばせて、理想の女性に仕立て上げる・・・
そんなことしないでしょ
公司註冊?
娘にするもんじゃないの?
好きな女なら良いところも悪いところも全部、、好きになっちゃうの」
・・・
ようき「理想の女性だから、好きになった?
理想の女性じゃなかったら、、紫さんを好きになってなかった?」
赤うさぎ「当たり前じゃない
許智政」
ようき「どうして?長く一緒にいれば情だって出てくるし」
赤うさぎ「アナタさ、男に期待しすぎなんじゃないの?
気味悪いわよ」